エビングハウスの忘却曲線|忘れる脳とどう付き合うか

「昨日やったはずなのに、もう忘れてる!」
中学受験をしていると、
そんな場面に何度も出会います。
せっかく勉強したのに、
もう忘れたの?
もっと真面目にやりなさい!
そう言いたくなることもありますよね。
でも実は、人の脳は忘れるようにできています。

エビングハウスの忘却曲線
ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウス
が提唱した有名な理論に「忘却曲線」があります。

細かな数字はいろいろな解釈がありますが、
人は学んだことを、時間とともにどんどん忘れていく。
という考え方です。

つまり、
忘れる=能力が低い
ではなく、
忘れる=人間の脳の正常な働き
なのです。

だから復習が必要
忘却曲線では、
・24時間以内
・3日後
・1週間後
・1か月後
などのタイミングで復習すると、
記憶が定着しやすいと言われています。
一度覚えて終わりではなく、
忘れかけた頃に思い出す
これが大事なのです。

塾のカリキュラムも復習前提
低学年のころ、
娘がなかなか定着しなくて悩んだ時期がありました。
そのとき塾の先生が教えてくれたのが
忘却曲線でした。
「必ず忘れます」
先生はそう言いました。
だから、
授業を受ける

その日のうちに少し復習する

数日後にもう一度触れる
という流れが大切なのだそうです。

でも小4になると現実は厳しい
とはいえ、
小4になると塾は20時近くまであります。
帰宅してご飯を食べて、
お風呂に入って、
そこから復習。
正直なかなか難しいですよね。
我が家も当日の復習は
ほぼ諦めています。

我が家は塾の仕組みに乗ることにした
現在の早稲アカでは、
授業を受ける

その週の宿題をやる

2週間に1回のカリキュラムテスト

5週間に1回の組分けテスト
という流れがあります。

考えてみると、
授業

宿題

カリテ

組分け
と、自然に何度も同じ内容に触れる仕組みになっています。
完璧ではありません。
追いつかない週もあります。
でも、
一度で覚えようとするのではなく、
何度も出会うことで覚える
そういう設計なのかなと思っています。

忘れることを前提に考える
中学受験をしていると、
「覚えていない」
ことに焦ってしまいます。
でも、
忘れたからダメなのではなく、
忘れたところでもう一度触れることが大事。
忘れることは失敗ではありません。
むしろ学習のスタート地点なのかもしれません。
我が家も日々、
「あれ?また忘れてる!」
を繰り返しています。
それでも、
授業、宿題、カリテ、組分け。
このサイクルを回しながら、
少しずつ定着してくれることを願うばかりです。