「小4の偏差値と小6の偏差値はあまり変わらないらしいよ」
そんな話を聞いたことはありませんか?
私は初めて聞いたとき、かなりドキッとしました。
だって小4ってまだスタート地点だと思っていたからです。
これから頑張ればいくらでも伸びるんじゃないの?
まだ小学生だよ?
そんなに早く決まってしまうの?
と思いますよね。
実際のところ、
周りを見ていると確かにそう感じることがあります。
娘がサピックスにいた頃も、
今の早稲アカでも、
最上位クラスのメンバーは
そこまで大きく変わりません。
もちろん多少の入れ替わりはあります。
でも、
上位の子は1クラス下がることはあっても、
すぐに戻ってくる。
逆に中位の子が突然最上位クラスに来ることはあまりなさそう。
最下位クラスの子が数か月で最上位に来るという話も
なかなか聞きません。
そう考えると、
「小4でだいたい決まっている」
という話にも一理あるように見えます。
なぜそうなるのでしょうか。
おそらく理由の一つは、
上位の子ほど学習効率が高いからです。
理解が早い。
覚えるのも早い。
勉強習慣もできている。
さらに親のサポート体制も整っていることが多い。
同じ1時間勉強しても、
得られる成果に差が出てしまいます。
すると、
上位の子はさらに伸びる。
下位の子は頑張っているのに追いつきにくい。
そんな現象が起こります。
でもだからといって、
「小4で全て決まる」
わけではありません。
私の周りにも、
小4では最下位クラスだったのに、
小5でぐんぐん伸びて、
最終的には御三家に合格したお子さんがいます。
ただし、そういうケースには共通点もあります。
ある日突然伸びたわけではないのです。
低学年の頃から読書をしていた。
勉強習慣があった。
地頭が良かった。
真面目だった。
どこかに強みがあるのかもしれない。
つまり、
偏差値は低くても、
土台はあった。
そんな印象です。
だから私は、
低学年で大事なのは偏差値そのものではなく、
土台作りなのではないかと思っています。
例えば、
• 本を読む習慣
• 計算力
• 漢字力
• 勉強する体力
• 分からない問題に向き合う力
• 宿題をやり切る習慣
こういうものです。
小4の偏差値50と偏差値60。
もちろん差はあります。
でも、
偏差値50でも学習習慣がしっかりある子と、
偏差値60だけど勉強習慣が不安定な子では、
2年後どうなっているか分かりません。
中学受験の低年齢化が進んでいると言われます。
幼児から先取り。低学年から塾。
英語も算数も。SNSを見ると焦ります。
でも実際には、
小4時点で中学数学ができることより、
毎日机に向かえることの方が大事なのかもしれません。
結局のところ、
小4の偏差値と小6の偏差値には相関があるみたいですが、
でも運命ではない。
小4で高い偏差値があれば有利なのは間違いない。
でも、
小4で偏差値が思うように出ていなくても、
土台さえ育っていればまだまだ伸びる可能性はあります。
だから私は、
テストの結果に一喜一憂しながらも、
「今、この子は土台を作れているかな?」
という視点を忘れないようにしたいなと思っています。
そして、昨今の中学受験の低年齢化を見るたびに、
やっぱり少しだけ「怖いわ~」
と思ってしまう母なのでした。