小4春、早稲アカ最上位クラスで
先生からこんなお話がありました。
「みなさん、字が汚いです。」
「そろそろ式を書く、ノートを書くことを意識しましょう。」
思わず心の中で、
「先生、それうちの子です」
と思いました。
我が家の娘もご多分に漏れず、
字があまりきれいではありません。
そして何より、書くことが大嫌いです。
小学校1年生の頃からずっと悩んできました。
漢字ドリルを1ページ書くのと、
算数オリンピックの難問を10問解くのなら、
迷わず算数オリンピックを選ぶような子です。
普通逆じゃないでしょうか。
難しい問題を考えることは好きなのに、
文字を書くことだけはどうしても苦手。
どれだけ嫌いかというと、新学期に学校から
「このノートを使ってください」
と言われて購入したノートが、
半年後もほぼ新品のまま残っていることがあります。
最初のページに数文字だけ書いて終了。
親としては、
「もったいないなあ」
と思いながらも、
「この子はそういうタイプなのかな」
と半分諦めていました。
もちろん、途中式を書こうね。
ノートにまとめようね。
と声をかけたことは何度もあります。
でも本人は嫌そうな顔。
親子バトルになるだけ。
だから最近は、
「少しずつできるようになればいいか」
とスモールステップ作戦に切り替えていました。
そんな中で聞いた先生の言葉。
「書けるようになるには、書いてみるしかない」
本当にその通りなのですが、私はハッとしました。
当たり前すぎて忘れていたのです。
苦手だから避ける。
嫌いだから別の方法を探す。
タブレットならできるかな。
口頭説明ならできるかな。
そんなことばかり考えていました。
でも結局、歩けるようになるには歩くしかありません。
赤ちゃんだって最初から
大人のように歩いたり、走れるわけではありませんよね。
何度も転んで、
何度も立ち上がって、
少しずつ歩けるようになります。
途中式を書くことも同じなのかもしれません。
最初からきれいなノートを書く必要はない。
模範解答のような途中式を書く必要もない。
まずは途中で出た数字を1つ書く。
次は式を1行書く。
そして少しずつ、
自分の考えを紙に残せるようになればいい。
中学受験の算数は学年が上がるにつれて
問題が複雑になります。
小4のうちは頭の中だけで解ける問題もありますが、
小5、小6になると途中経過を書かないと
整理できなくなる場面も増えてきます。
だからこそ今が練習のタイミングなのかもしれません。
我が家の娘はまだまだ途中式を書くのが好きではありません。
ノートもきれいではありません。
それでも以前よりは、
「ここだけ書いてみようか」
と言うと少しだけ書いてくれるようになりました。
大きな変化ではありません。
でも、こういうことも
少しずつ積み上がっていくのかなと思います。
小4の春。
我が家もようやく、
「途中式を書く練習」
を本格的に始めることになりました。
同じように字が汚い、ノートを書かない。
途中式を書かないと悩んでいるご家庭があれば、
一緒に少しずつ頑張りましょう。