娘は書くのが大嫌いです。
サピックス時代から、不思議な子でした。
後ろのほうにある正答率3%の問題が解けることもあるのに、
大問1の(1)のような正答率80%以上の問題を間違える。
そんなことがよくありました。
だから私は、
「この子は難問が得意なタイプなのかな?」
と思っていました。
ところが、早稲アカに転塾してから状況が変わります。
プリントで配られる難問に、
なんだか歯が立たないことが増えました。
・算数オリンピック キッズBEE対策のほうが簡単だった気がする
・サピックス低学年の思考力問題のほうが解きやすかった気がする
・早稲アカは物量型の塾だと思っていたのに難しい
・娘の特性と相性が悪いのかもしれない
・まだ出題者の癖に慣れていないだけかもしれない
いろいろ考えましたが、
今のところ我が家は答えを見つけられていません。
1問30分以上考えても解けない問題を、
今は追いかけないことにしようと。
まずは予習シリーズと演習問題集をしっかり解けるようにする。
余裕があれば最難関問題集に挑戦する。
この順番でいこうと決めました。
なぜなら娘は、
・計算ミスが多い
・途中式を書くのが嫌い
・時間配分が苦手
という特徴があるからです。
難問ばかり追いかけていると、
気付けば何時間も経っていて、
基礎や標準問題の精度が上がらないままになってしまいます。
ただ、難問を完全に無視することもしません。
私自身が難問を眺めていて気付いたことがあります。
「こんな問題絶対無理~」って思う問題もあれば、
「あれ?これ前に似た問題みたことある」
という問題も出てくるようになりました。
角度の問題でも
「あれ?補助線ってだいたいこういうところにひくよね」
「二等辺三角形って書いてあるのがヒントじゃない?」
「この角度は半分になるやつじゃない?」
など、見える景色が少しずつ変わってきました。
最初は何をしていいかわからない問題でも
何十問も見ていくうちに、
出題者がよく使うパターンが
なんとなく頭に蓄積されていきました。
以前、娘と6分時間を計って難問を解いたことがあります。
父も母もできませんでした。
授業でならった解説を娘は得意げに解説してくれました。
そのとき、これ、15分時間をもらえれば解けたかもしれないけど
6分で解くってことは、
解き方の基本を知っていないと無理だと思いました。
ということは、昨今の中学受験は
頭がいいだけではなく、
過去のどれだけ問題のパターンを見ているかの勝負もあるなと。
だから、我が家では、
「解けなくてもいいから見る」
という作戦を立ててみようと思います。
難問を解く練習ではなく、
難問になれる練習です。
すぐ解けなくても
「あ、この形みたことある」
というストックが増えていけば、
この問題なら解けそうと思う日が来ることを祈って。
小4の今は、
難問を完璧に解くことよりも
難問という存在にたくさん出会うこと。
そんな向き合い方でもいいのかなと思っています。