中学受験を始めると、多くの親が願うことがあります。
「自分から勉強してほしい」
ですよね。
我が家もそうです。
でも現実はなかなかそう簡単ではありません。
宿題やった?
丸付けした?
間違い直しは?
気づけば親が管理者になっています。
我が家もまだ完全な自走には程遠いです。
でも振り返ってみると、少しずつ自分で考えて行動する力が
育ってきたような気がしています。
①低学年は親主導だった
低学年の頃は、とにかく親が環境を作っていました。
• 読み聞かせ
• 図書館通い
• 習い事選び
• 勉強する環境づくり
• 友達との約束調整
子ども自身に判断できる材料がまだ少ないので、
まずは親がレールを敷く時期だったように思います。
ただし、勉強そのものを教えるというよりも、
「やってみる機会を作る」
ことを意識していました。
②失敗する経験が必要だった
自走に必要だったのは成功体験だけではありませんでした。
むしろ失敗です。
• 宿題が終わらない
• テストで点数が下がる
• クラスが落ちる
• 忘れ物をする
親としては見ていて苦しいです。
つい先回りして助けたくなります。
でも、自分で困った経験がないと、自分事にはなりません。
「あ、困るんだ」
という感覚を持って初めて改善しようとします。
③目標ができると変わる
親に言われるから勉強する、この状態では続きませんでした。
でも自分なりの目標ができると娘は変わりました。
例えば娘の場合、
• 最上位クラスに残りたい
• 友達に負けたくない
• 成績優秀者に載りたい
そんな理由でした。
親から見たら些細なことでも、
本人にとっては大切な目標です。
目標ができると、勉強は少しずつ
「やらされるもの」から「やるもの」に変わっていきます。
④生活面の自走も意識した
振り返ると、我が家は勉強だけではなく生活面でも自走を促していました。
例えば、
• 放課後の予定は自分で決める
• 習い事を続けるか辞めるかは本人が決める
• やるべき勉強が終わったら自由時間
• 読みたい本には口出ししない
• 習い事へ一人で行く
• 本屋さんへ一人で行く
• スーパーで好きなお菓子を買って帰る
• 食材の買い物をお願いする
• 電車で一人移動する
• 時間管理を自分で考える
• お風呂に何分入るかタイムマネジメントする など
もちろん失敗もたくさんあります。
でも、
「自分で決める」経験を積むことで、
勉強も自分で考えるようになった気がしています。
⑤最近少し変わってきた
最近は、
• 自分から宿題を始める日が増えた
• 家族会議の翌日に4時間勉強した
• 漢字の勉強しなきゃと言い出す
• 塾の準備を自分でする
• 自分が入りたい時間に入りたいからお風呂を沸かす
そんな姿が見られるようになりました。
まだまだ親の声掛けは必要です。
でも以前とは違います。
少しずつ、
「やらされる勉強」
から
「自分の勉強」
になってきた気がしています。
⑥親も少しずつ子離れする
実は子どもだけではなく、親も成長しているのかもしれません。
我が家も、
• 転塾で悩み
• 宿題量で悩み
• 勉強時間で悩み
試行錯誤の連続でした。
最初は全部管理しようとしていました。
でも、管理し続けることは親もしんどい。
子供の自立も妨げる。
だから最近は、
先回りではなく伴走。
管理ではなく見守り。
そんな意識に少しずつ変わってきました。
自走とは、ある日突然できるようになるものではないのかもしれません。
生活の中で自分で決める経験を積み重ね、
失敗もしながら、親も少しずつ手を離していく。
その先にあるものなのかなと思っています。