中学受験に速読は必要? 昨今の国語は超長文化している

「うちの子、国語は嫌いじゃないんだけど読むのが遅くて…」
そんな悩みを持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
実は近年の中学受験では、国語の文章量がどんどん増えていると言われています。
20年前と比較すると、問題文の文字数は4割近く増加したとも言われ、
難関校では1回の試験で8000~1万字以上を読むことも珍しくありません。
中には14000字を超える学校もあります。
小学生に14000字。
大人でも「結構な量だな」と感じる文字数です。

国語だけの問題ではない
昔は、「国語は読書好きの子が有利」
というイメージがあったかもしれません。

しかし最近は事情が少し違います。
理科や社会でも長い資料や説明文を読ませる問題が増えています。
グラフを読み、
資料を読み、
会話文を読み、
そして設問に答える。

単純な知識問題だけではなく、
「文章を読んで理解する力」
が必要になっています。

つまり、
読むスピードが遅いと国語だけではなく、
理科や社会にも影響してしまうのです。

読み終わらないという恐怖
国語が苦手な子の中には、
「問題が解けない」
のではなく、
「そもそも最後まで読めない」
という子もいます。

時間が足りなくなり、
・最後の大問に手が付かない
・記述問題を飛ばす
・見直し時間が取れない
ということが起こります。

実力以前に、試験時間との戦いになってしまうのです。
特に難関校になるほど文章量は増える傾向があります。
読むスピードは、
ある意味で受験の基礎体力なのかもしれません。

では速読教室に通うべき?
これは家庭によって考え方が分かれるところだと思います。
ただ私自身は、
まずはたくさん読む経験を積むことが大切なのではないか
と思っています。
好きな本でも、漫画でも、図鑑でも、
とにかく文字に触れる時間を増やす。

読むこと自体に抵抗がなくなると、
自然と読むスピードも上がっていくように感じます。

実際、我が家の娘も低学年の頃から本をたくさん読んでいました。
最初から速く読めたわけではありません。
でも気づいたら、
長い文章を読むことに対して
抵抗がなくなっていました。

小4は読む体力を作るチャンス
小6になると、
過去問、
塾の宿題、
模試の直しで忙しくなります。
読む練習だけのための時間を作るのは難しくなります。

だからこそ比較的時間に余裕のある小4のうちに、
・読書習慣をつける
・長めの文章に慣れる
・新聞や読み物に触れる
という経験を積んでおくと後々楽になるかもしれません。

おわりに
中学受験は知識を問う試験であると同時に、
「限られた時間で大量の情報を処理する試験」
でもあります。

国語だけではなく、
理科も社会も長文化している今、
読む力はますます重要になっているように感じます。

まずは「読むことに慣れる」。
それが将来の大きなアドバンテージになるのかもしれません。

本が好きな娘に付き合っていたら、気付けば本棚があふれかえっています。
そんな我が家には、今日もうっかり注文した本が30冊届きました。
「30冊?」と思われるかもしれませんが、ほとんど中古ですので
お財布には比較的やさしいです。
その代わり、本棚にはまったくやさしくありません。
夫には「また増えたの?」とあきれられて、
いつも収納場所に困っています(笑)。