「そんな簡単なドリル、本当に意味あるの?」
そう思う方もいるかもしれません。
我が家の娘は今、小数・分数の計算ドリルと漢字ドリルを毎日コツコツ進めています。
難関校向けの問題ではありません。
どちらも市販の基礎ドリルです。
でも、この夏の目標は「難しい問題を解くこと」ではありません。
書くことを当たり前にすること。
そこにあります。
書くことがボトルネックだった
娘は考えることは好きなタイプです。
でも、書くことは苦手。
漢字を書くのも面倒。
計算を書くのも面倒。
以前は漢字ドリルも1ページやるだけで終わりでした。
ところが最近は違います。
漢字ドリルを黙々と進め、自分でご褒美のちいかわシールを貼っています。
計算ドリルも10ページ、15ページと普通に進められるようになりました。
内容は簡単です。
でも、私が変化を感じているのは問題の難しさではありません。
「書くことへの抵抗」が減ってきたことです。
ボトルネックをなくすと、本来の力が出せる
中学受験では、
• 式を書く
• 計算を書く
• 図を書く
• 漢字を書く
• 記述を書く
とにかく「書く」ことから逃げられません。
頭の中ではわかっていても、書くことが嫌だと最後まで力を発揮できません。
スポーツでも同じですよね。
バスケなら、シュートだけ練習していても試合ばかりしても強くなりません。
地味なドリブルや体幹、基礎練習を積み重ねるからこそ、本番で力が出せます。
勉強も同じ。
難問ばかり解く前に、
「書くことを苦にしない状態」を作る。
これも大切な基礎練習なのだと思います。
自転車と同じ
自転車も最初は怖いし、転びます。
でも乗れるようになった後に、
「よし、自転車に乗るぞ!」
とは思いませんよね。
自然に普通に乗っています。
書くことも同じなのかもしれません。
最初は、
「書くの嫌だな」
と思っていたことが、
抵抗がなくなると、
「とりあえず書こう」
になります。
ここまで来ると、頭の中のエネルギーを「考えること」に使えるようになります。
小4の夏は、飛躍のための土台作り
受験では、得意なことをさらに伸ばすことも大切です。
でも私は、
一番のボトルネックを減らすことも同じくらい大切だと思っています。
書くことへの抵抗。
計算の安定感。
漢字を書く習慣。
こうした一見地味な積み重ねは、すぐに偏差値へ表れるものではないかもしれません。
それでも半年後、一年後には、
「あれ?この子、前より安定しているね。」
そんな違いになって現れる気がしています。
飛躍する前には、派手な練習ではなく、地味な基礎練習がある。
今年の夏は、そんな土台を親子でコツコツ積み上げていきたいと思います。