早稲アカ上位クラスは、サピックスにも負けないかもしれない

中学受験塾を検討していると、
「最難関ならサピックス」
「早稲アカは熱血だけど、難関校ならサピックスのほうが上」
そんな風に思っている方が多いように感じます。

我が家も小3まではサピックスに通い、その後早稲田アカデミーへ転塾しました。
もちろん小4以降のサピックスを経験しているわけではないので、完全な比較はできません。

それでも実際に早稲アカに通ってみて感じるのは、
「早稲アカ上位クラスって、思った以上にハードだ…」
ということです。

SPICAのメソッドが入ってきている
早稲アカは、最難関校専門塾であるSPICAを自由が丘に作っています。
SPICAは、灘 、筑駒 、開成 などを目指す子たちのための塾で
単純な知識の詰め込みではなく、
「考える力」
「思考力」
「発想力」
を鍛えることに重点を置いています。

そして最近の早稲アカでは、そのSPICAの考え方や教材が
徐々に取り入れられてきています。

小3には3JSクラス。
小4には、偏差値基準を満たした子だけが受講できるトップレベル講座や
季節講習などでは、上位校への算数、国語…のような難問ぞろいのテキスト。
小5以降にはNN(なにがなんでも)特訓。
上位層向けの仕組みがかなり充実しています。

小4から急に世界が変わった
正直に言うと、
小3までのサピックスと比べると、
小4の早稲アカは別世界でした。

宿題量も多い。授業進度も速い。問題も難しい。

我が家の体感では、
「小3サピックスの10倍くらい大変」
という印象です。
もちろんこれは完全に我が家の感覚です。
サピックス小4以降を経験しているご家庭から見れば違うかもしれません。

ただ少なくとも、
「早稲アカはサピックスよりゆるいのではないか…」
というイメージは、入ってすぐ吹き飛びました。

小4なのに最難関校の過去問が出てくる
特に驚いたのが宿題です。
小4の段階なのに、
最難関校や上位校の過去問ベースの問題が普通に出てきます。
「え?まだ小4なんだけど?」
と思うことが何度もありました。

春期講習でも、
実際の難関校入試問題が教材に組み込まれていて、
かなり歯ごたえがあります。

サピックスでも難しい問題はたくさん扱うと思いますが、
少なくとも早稲アカだから演習の質や量が足りないという印象はありません。

むしろ、
「こんなにやるの?」
という感じです。

塾の優劣ではなく相性かもしれない
もちろん合格実績は、まだサピックスが上回るかもしれません。
最難関校への実績は本当にすごいと思います。

ただ実際に両方を見て感じるのは、
塾そのものの優劣というより、
子どもとの相性のほうがずっと大きいのではないか
ということです。

淡々と自走できる子。
競争が好きな子。
先生との距離が近いほうが伸びる子。
仲間と切磋琢磨するほうが頑張れる子。
子どもによって向いている環境は違います。

我が家の場合は、結果的に早稲アカのほうが合っている気がしました。

だからもし、
「サピックスのほうが塾のレベルが上だから」
という理由だけで塾選びをしているなら、
一度立ち止まって考えてみてもいいのかもしれません。

早稲アカ上位クラスも、決して甘い世界ではありません。
少なくとも我が家は、
次から次へと出る宿題に、教材追加は必要?なんて考える必要がなくなり、
「これだけやっていれば十分戦えるの気がする」
「というか宿題さえもきっちりこなせないから、
塾の課題をしっかりやろう」と感じています。