「量より質」
よく聞く言葉ですよね。
もちろん私も、できることなら最初から効率よく学んで、
最短距離で成果を出したいと思います。
でも最近思うのです。
質を上げるためには、
まず量が必要なのではないかと。
たとえば料理。
初めて包丁を持った人が、
いきなり三ツ星レストランのシェフみたいな料理を作れるでしょうか。
たぶん無理です。
最初は野菜を切るのも危なっかしいし、
味付けも失敗するし、
焦がしたりもする。
でも何十回、何百回と作るうちに、
「あ、この切り方のほうが早い」
「この順番のほうが洗い物が少ない」
「この火加減がちょうどいい」
そんなことが少しずつ分かってきます。
つまり量をこなした結果として、
質が上がっていく。
勉強も同じなのかもしれません。
最初から効率の良い解き方を知っている子なんていません。
たくさん問題を解いて、
たくさん間違えて、
たくさん悩んで、
その中で少しずつ
「こう考えればいいんだ」
が見えてくる。
もちろん中学受験は時間との戦いです。
だからこそ、何を削って勉強時間を増やすのかより、
限られた時間の中で質を上げていくか。
でも、その質も、
何もないところから突然生まれるわけではない。
まずは手を動かす。
まずはやってみる。
まずは量を積む。
その先に質がある。
最近、娘を見ていてそんなことを思います。