チャイルドマインダー資格で自宅開業ができる!

■チャイルドマインダー資格って?

チャイルドマインダー資格とは、イギリスで生まれた家庭的保育のスペシャリスト資格です。
日本では民間資格ですが、イギリスでは国家職業資格として広く認知されています。

0歳~12歳までのこどもを対象、少人数保育を行うのが特徴です。

チャイルドマインダー養成講座を受講し、試験に合格すれば、資格取得が可能です。

 

■保育士、幼稚園教諭、ベビーシッターとの違いは?

保育士は
国家資格で、保育士の資格を持っている人だけが保育士として働くことができます。
保育園や児童養護施設などで働きます。

保育士になるには、指定保育士養成施設(大学や短大など)の学校を卒業または、
保育士試験に合格することでも保育士になることができます。
各都道府県の保育士登録簿に登録が必要です。

幼稚園教諭は
満3歳から小学校入学前の子供に教育を行う仕事です。
日常生活のお世話をする保育園よりも教育に重点を置いているので、
集団生活のルールを教えたり、しつけを行うことも求められる役割です。

幼稚園教諭も、国家資格で、幼稚園教諭免許状の取得が必要です。
幼稚園教諭養成課程のある大学、短大などの必要課程を修了することで免許状が取得できます。
また、保育士として3年以上の実務経験がある場合も、
教員資格認定試験に合格すれば取得できます。

ベビーシッターは
資格を取得していなくても、各ベビーシッター会社の採用条件を
クリアしていれば、ベビーシッターとして働くことができます。
基本的には依頼者となるお客様の自宅に伺い、こどもの世話をします。

ベビーシッターにも資格があり、「社団法人 全国ベビーシッター協会」が認定する
認定ベビーシッターというお墨付きをもらうことができます。

チャイルドマインダーは
民間資格で、資格認定を行う団体の要請講座し、試験に合格すれば取得可能です。

資格取得後は、自宅で託児所を開業したり、お客様の自宅で保育サービスを行ったり
民間の託児施設などで保育を行います。

チャイルドマインダーは個別保育や家庭保育がメインなので、
0歳は2人、1歳は3人、2~4歳は4人までと定められています。

保育士が集団保育のスペシャリストならば、
チャイルドマインダーは少人数保育のスペシャリストといえるでしょう。

■チャイルドマインダーの働き方は?

チャイルドマインダーは国家資格ではないため、
保育士に比べて求人は少ないですが、
少人数保育についての知識を深めるため、
自宅や小規模の託児所を開業したいと考えている場合、
ぴったりの内容と言えるでしょう。

保育士の月収は20万円前後と言われていますが、
独立開業したチャイルドマインダーは高収入を狙うことができるかもしれません。

■需要があるから独立開業も夢じゃない

最近、待機児童問題が都内を中心に深刻化していますよね。

「保活」という言葉も生まれ、私が住んでいる渋谷区では、
両親ともにフルタイム勤務だけでは認可保育園にはとても受かりません。(2017年時点)
認証保育園も数が少ないですし、認可外保育園のお値段は10万円/月以上、
25万円/月や28万円/月なんていうところもあります。

認可保育園に入園させるために渋谷区では、
0歳児4月で受託認定(月極で保育園やベビーシッターなど既に預けている)を受けているか、
育児休暇を取得していないとかなり難しいです。(早生まれは絶望的ですね。)
1歳児4月の場合はさらに厳しく、育休中では落ちる保育園が多く、
受託認定を受けている人の中での戦いになる保育園が多いです。
(※区によって条件が異なります)
2歳以降はほとんど空きがありません。

こんな都内の状況なので、小規模託児所の需要も高まっていますし、
都心の認可外保育園料が高額なので、よいサービスを高めの単価で提供しても利用希望者がたくさんいるかもしれません。
独立開業で成功するのも夢ではありません!

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